2016年11月30日水曜日

オリオンのこと

お隣の国、穏やかじゃないな。民間の人物が大統領を牛耳ってたってスキャンダルで大統領を辞めさせるらしい。激しいな。いや、このクニだって「経団連」って民間が政府を牛耳ってるんだけれどな。
パソコンをスリープにしてもう寝よう。テレビも点けず外を見ればオリオン座が見事じゃあないか。お隣の国でも東の空にはオリオンが見えるはずなんだが、デモで疲れてみんな眠っているのかしら星も見ずに。


 手持ちで撮ったらこんな感じ
ならば三脚を持ち出して

 少し視野をひろげて
数枚






2016年11月25日金曜日

午前三時の月

昨夜は星がきれいに見えた。登ってきたばかりのオリオンは見事だった。ベデルギウスの赤が鮮明で我知らず彼の星の運命を思ったことだ。これは午前三時、下弦の月、私の住まいする所も数時間すれば、あの月を照らしているあの太陽の方に向く。
ベテルギウス

2016年11月23日水曜日

本日のニュース

夕刻になれば、きょうのニュースをマスコミは流す、さしずめ今日のお題は、首都圏の「雪」か。「雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう・Silent night, Holy night・きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ」この山下達郎の歌を思い出した向きは年寄りに多いんじゃなかろうか。あのJRのCMとともに。
東京のひとりよがりは毎度のことなので付き合いきれないと思うこともショウジキままある。
ところが、今日のニュースはこれではない、夕刻、わが村のお寺に備えられている拡声器が警告を放った。
大意を記せば「本日、新田堤(通称 シンデンズツ 注=県道の所、東京でいえば霞ヶ関))で猿が二匹目撃された、親子と思われる、戸締まりをして外出をしないように、駐在さん(=警察官)も来ています」。
さて困ったのは犬どもの散歩のことだ。
ところがつれあいは「猿は夜行性じゃあ無かろう」と言う。どうやら夜間の散歩は中止とはならないみたいである。
それにしてもこの寒空である、猿の親子はどこで暖をとっているのかしら。

2016年11月22日火曜日

キオツケ

夜になると、キヲツケ、ミギムケ、ナオレ、バンゴウ。みたいな号令が張り上げた声で聞こえてくる。軍隊みたいだなと思うが、私の住む瀬戸内地域はこのクニではめずらしく自衛隊も米軍も見かけないところだ。では何の誰の号令なのか訓練なのか。耳を澄ましてみればこの村の消防団員達だった。彼らのこんな訓練を聞くのは初めてではなかろうか。きな臭い世相の反映でないことを祈る。

2016年11月21日月曜日

一夜にして


一夜にしてこうも変われるものか。安倍氏が早速にトランプ氏に会いに行った途端にこのクニのマスコミはトランプ肯定に変わった。見てはないがNHKの報道は見るにはばかられたという。アメリカの属国の立場にある政府が「ヨイショ」をすればマスコミどもは「オミゴト~」とまるで太鼓持ちのありさまだ。暗澹(あんたん)たる思いでいっぱいだ。このクニの主権者のひとりとしてこのことだけは書き留めておきたいと思った。無批判に政府の発表を垂れ流し無残な戦死者、数百万人に至ったマスコミの反省はどこに行ってしまったのか。

2016年11月20日日曜日

秋の朝霧

雨があがって、昨夜は温い大気がどんよりと地表を覆っていた。お陰でお名残の蚊に刺された。夜が明けてみればいちめんの霧。


2016年11月19日土曜日

リカちゃん人形のこと

映像でしか、それもおおかたは絵でしか、世間の動静を見聞できない私である。次のアメリカ大統領が「トランプ氏」に成ると決まって、10日程になるのか、映像や絵を見ていると、どこかで見たことのある物を思い出している。それは「リカちゃん人形」だった。リカちゃん人形の家族構成には興味も関心もないが、検索すればトランプ氏の家族と相似するのではなかろうか。

2016年11月17日木曜日

鴨鍋のこと

一国の代表を尊重することは国民の義務ではない。しかしながら、代表が民主主義の法体系によって選ばれているとするならば貶(いやし)めたり茶化したりすることは控えるべきであろう。
それはそれとして、今朝方いやな夢を見た。鴨がネギを背負って東の方に飛び立った夢だ。正夢にならなければ良いのであるが。
さて、マスコミ諸氏は鴨鍋事案をどう取り扱うか目覚めた私はそんな倒錯した気分にある。

2016年11月15日火曜日

どうなのウサギくん

陽のあるうちは曇り気味で今宵の観月はダメだろうと思っていた。日暮れて帰宅したつれあいが柄にもなく「今日の月は大きいで見てごらん」と言う。あわてて窓を開けて二百五十ミリでパチリ。月が少しだけ大きくあるということは、この地球もまたあそこからは少しく大きくあるということなんだ。どうなのウサギくん。

気温17.0度シー。湿度56%。いわゆるスーパームーンの日に。

2016年11月14日月曜日

ブレーキを踏んだつもりがアクセルだった

「ブレーキを踏んだが止まらなかった。」高齢者の交通事故が突然増加し始める事はないだろうから、高齢者の交通事故を意図的に選んでニュースに流しているのだろう。こんなニュースにはご用心。通勤に車を使っているつれあいはもしも自分の身にと心配している。年齢早見表を見てみれば私は年六十を三つも過ぎているし、彼女はちょうど還暦だった。「アイサイト言うんかなブレーキが掛かる車がええ」という私はそれじゃあ防げないだろうと考えた。重さ1トンを越す物体がその走行能力フルパワーを発揮すれば(発揮し続ければ)直ぐには止まれない。問題は、止まろうとする明確な意志を持ちブレーキを踏む、踏んだそれがアクセルであるといういうことだろう。慌ててますますアクセルを踏みつづける。解決はひとつしかないだろう、踏むもの、踏めるものはブレーキだけにすることだ。ハイブリッドだのアイドリングストップだの燃費を誇るのもいい。それに注ぎ込む技術力を踏み間違いストップの方にも向けてほしい。警察庁によれば七十五歳以上の免許所有は480万人そのうち返納した者は12万人だそうだ。四十人に一人(2.5%)に過ぎない。免許証更新の煩わしい手続きをしてまで免許証を持ち続ける理由は「それが必要だから」だろう。政府が老人から運転免許証を取り上げる方向にあるのだとすれば、同時に、いやそれよりも早く老人の足を確保する政策が必要だと思ったことだ。

2016年11月12日土曜日

アメリカのトランプ


トランプ氏は案外まともなヒトだと日本のマスコミは報じる。いや、身悶えするほど報じたがっているみたいだ。それにしても、この、ビッグデータの時代、隅々まで人々の嗜好を分析し対応するこの時代に、数少ない天邪鬼なマスコミを除いてヒラリー・クリントンの敗北を予想しえなかった事に驚く。訳知りの評論家、政府のいう有識者、有象無象のマスコミ取り巻き連中の予想は外れる。この事を証明したことに2016年アメリカ大統領選挙の唯一の意義はあった。

2016年11月9日水曜日

昼寝から醒めたら

今日は昼前に入院しているおふくろを見舞って、と言っても不肖の息子のすることは、電話で指示されたもの、ティッシュとかを持参して顔を見て帰るぐらいのことだ。私の狙いは帰り途にスーパーに寄って弁当を買うことだった。毎日々日々の家事を選んだ者は自分の作った物を食う事に飽き飽きしているのだ。さて、税込み320円の弁当を手に入れて帰宅した。思い設けた楽しみを食いつつこれの原価は幾らだろうと思う。われながら貧乏が骨の髄まで染み込んでいるな。どうやら150円位らしい、。それはそれとして、昼寝から醒めたら、カボチャに成っていたのではナシに、お王子様に成っていた(ジパングのお王子様だけは嫌だな、人権が無いんだもの)ではナシに。醒めて目を擦れば、トランプ氏がアメリカ大統領に成っていた。世界最強の暴力装置を握る司令官、グローバル経済を操る独占を保証している法体系の元締め。イギリス、フィリピン、と来てアメリカまでもそういう事に相成ったのだった。民主主義の脆弱さが露呈しつつあるのだろうか。他人事ではない、この日本でも民主主義の脆弱は顕著に顕れているのではなかった。
後刻、帰宅したつれあいは「よっぽど、ヒラリーは嫌われとったんじゃなー」という。そうだとしても、なぜトランプを選んだのかの説明にはならないだろう。と思ったことだ。